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イギリス南部のソールズベリー近くに、直立した巨大な岩が円を描くように配置された不思議な遺跡があります。この遺跡こそ、イギリスの観光名所のひとつ「ストーンヘンジ」です。

紀元前に建てられたと言われているこの遺跡は、まだまだたくさんの謎に満ちています。ここでは、そんなミステリアスな観光スポット、ストーンヘンジについてご紹介します。

 

アクセス

イギリスの首都、ロンドンから200kmほど離れた場所に、「ソールズベリー大聖堂」という観光スポットがあることで有名なソールズベリーという街があります。そこから北西に13kmほど進むと、巨大な環状列石「ストーンヘンジ」にたどり着きます。

ストーンヘンジの周辺を通るバスや鉄道はありません。そのため、見学を希望する場合は、ツアーに参加するか、車などの移動手段を自分で用意する必要があります。見学ツアーはインターネットなどで簡単に見つけることができるため、旅慣れていない方などはツアーに申し込んでの見学をおすすめします。ツアーの所要時間は約半日です。ストーンヘンジと一緒に、周辺の観光地を巡ることができるものもあります。

 

特徴

ストーンヘンジは、イギリスの国家遺産にもなっている非常に歴史的価値が高い遺跡です。30kmほど離れた場所にあるエーヴベリーの遺跡群と合わせて、世界文化遺産にも登録されています。

そんなストーンヘンジの最も大きな特徴は、独特な形状にあります。ストーンヘンジは、祭壇石を中心にして、巨大な門型の構造物(トリリトン)が馬蹄型に配置されています。さらに、その周囲をぐるりと囲むように、垂直に立てられた巨石(メンヒル)が二重の円を描いて配置されているという、風変わりな形をしているのです。

また、当時としては大変高度な建築技術が使われていることも特徴のひとつです。トリリトンやメンヒルに乗せられた横石は一見不安定に見えますが、「ほぞ穴」を噛みあわせる方法を採用することで、実際にはしっかりと安定するようになっています。横石同士も、「さねはぎ」と呼ばれる技術を用いてきちんと繋ぎ合わさるようになっています。

 

歴史と謎

ストーンヘンジが作られたのは、紀元前2500年から2000年の間だと言われています。しかし、周囲を囲む土塁と堀が作られたのは、さらに500年以上前、紀元前3000から3100年頃だと考えられています。

そんな大昔に、いったい誰が何の目的で建造したのか??。ストーンヘンジに関する最大の謎は、その「目的」にあるのです。古代人の治療施設だったという説や古代の天文台として作られたという説、宇宙人との交信に使われていたという説まで、実にさまざまな説があります。しかし、謎はいまだに解明されていません。

また、「巨大な岩をどうやって運んできたのか」という点も謎のひとつです。ストーンヘンジに使われている岩は、サーセン・ストーン(砂岩)とブルー・ストーン(玄武岩)の2種類です。最大で50トンにもなるサーセン・ストーンは、30kmほど離れたマルバラーの丘から運ばれてきたものだと考えられています。4トンほどの重さのブルー・ストーンは、250kmも離れたプレセリの丘から運ばれてきたと言われています。

人間が持ち上げることができない重さの岩を当時の人たちがどうやって運んだのかについても、さまざまな議論が交わされてきました。しかし、これについてもその方法は特定されていません。

 

おわりに

さまざまな謎に満ちたミステリアスな観光スポット、ストーンヘンジについてご紹介しました。イギリスにはこのほかにも、世界遺産に指定された場所が多くあります。ぜひ実際に足を運び、歴史のロマンを肌で感じてみてください。

 

参考URL

ストーンヘンジ Wikipedia

ソールズベリー Wikipedia

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